初参加!YAPC::Asia Tokyo 2011参加したら元気出た!
10/14(金),15(土)と東工大 大岡山キャンパスで行われた「YAPC::Asia Tokyo 2011」(http://yapcasia.org/2011/) に参加してきました。
忘れてしまわないうちに二日間の興奮や後悔や反省をまるっと記録しておきます。
■印象に残ったトーク
移動が間に合わなかったり、時間が重なったりで断念したものもあったけど、印象に残ったトークをざっくりと。
- Jesse Vincentさん「Perl 5.16 and beyond」
- 現役バリバリで活躍中のPerl5を開発しているマネージャーさん。
- 既存のコードを殺すことなく、"Perl5"としての進化を続けていく姿勢が頼もしい!
- Dan Kogaiさん「A Language for getting the job done」
- 自分たちの成果をオープンソースとして公開しつつも収益を上げるスタイルが形になってきた?という話。
- ソースを公開することで業界の資源を豊かにし、コミュニケーションを増やし、人材も育つ。そんな好循環を感じた。
- 徳丸 浩さん「Webアプリでパスワード保護はどこまでやればいいか」
- FUJIWARA Shunichiroさん「Perlで構築された中規模サイトのDC引っ越し記録」
- ISUCONで優勝した藤原さん(@fujiwara)の考察〜調査、実行の過程が聞けた。これは貴重。
- techno-catさん「perl meets beats」
- Perlでwav形式ファイルをバイナリのレベルで生成!?
- さらにシンセ相当の処理を実装して音色を作りGroove感まで。。
- 最後にはハウスやツーステップを披露した上で「こんな楽器、面倒で使えないですよね」と落とすという展開w
- hakobeさん「Enhance Anime wathing with programing」
- 人力更新のアニメ情報DB(カレンダー?)にAPIを介してアクセスするライブラリの紹介
- アニメ鑑賞はライフワークだ!と言わんばかりのトークが熱い!たぶん全LTで一番笑ったw
- masahiro naganoさん「運用しやすいWebアプリケーションの構築方法」
- Opsにおけるトラブルシュートの実例と、Devが考えるべき運用を視野に入れた実装の話。
- 既存モジュールの足りない部分を的確に分析し、自作モジュールで補うという実装力。
- サービスの作り方や調査から実例、改善方法、結果とまとまっていて大変勉強になった。
- aloelightさん「少人数でのWebアプリ開発 - CGIからPSGIまでの変遷」
- Webアプリケーションの開発環境や体制、手法をどう変えていったかという実体験の話。
- バージョニングやタスク管理、開発環境、DevOps、テストなどを少しずつ改善。
- 派手さやマニアックさは無いけど、最もリアリティがあり勇気付けられる内容だった。
- 初めてYAPCに参加したときの「みんな情報収集凄いしアウトプットもしてる」「俺、やばい(汗」がまさに今年の自分!!
- Yappoさん「folkatdevs」
- 社内の様子を観察してちょっとしたツールを作り改善していく話。
- うちの職場ではこういうのノリ無くなってしまったなぁ。。
- Naoki Tomitaさん「This session is funny modules」
- tokuhiromさん「File::Zglob」
- zglob('lib/**/*.pm')形式でfindできちゃうモジュールの話。
- でも、怒涛の20モジュール紹介の方がネタ満載でインパクトありすぎたw
- TAKESAKOさん「Perlで無理ゲー攻略2」
- Hideo Kimuraさん「Managing A Band Of Hackers」
- 基調講演。Perl Hacker集団を率いる@hidekさんによるマネージメントの話。
- ダイソンばりの人材吸引力を誇るDeNAの力は垣間見た。。
ちょっとのつもりが結構な量になってしまった。いっぱい聞いたなー
■いい意味で裏切られたこと
YAPC::Asia Tokyoのことを知ったのは2年前。初参加のYAPCは想像と違って・・・
- 「Perlのお祭り」って言ってたのに何でもアリだった!
- Lightning Talkは何でもアリってレベルじゃなかったww
- 勉強になったり、励まされたり、爆笑したり、etc
- 有名Perl Hackerがいっぱい!
- いつもTwitterのTLを賑わす彼らが目の前に!ミーハーな俺歓喜!!
■後悔したこと/来年に向けて
ガチガチに力入れて参加する空気じゃなかったけどやり残したことはあって・・・
- スピーカーや参加者と話す機会を作れなかった。
- 前夜祭も懇親会も都合をつけられなかったのが無念。。
- 2日目に王将で案内待ち中に偶然居合わせたすぎゃーんさん(@sugyan)に話かけたのが唯一の会話。
- やたら緊張してしまった上にすんなり席に案内されちゃってちょっとしか話せなかったorz
- 「エクストリームくしいさん握手の会場に向かう!」とかツイートしたのに櫛井さん(@941)さんと握手してない。
- 「行ってきたシリーズ見てます!」とか「炎のつけ麺、結構辛いですねw」とか言えば良かったorz
- (YAPCに限らず)次回に向けて
- 会話のネタを作る!!
- 緊張もするけど会話のネタが尽きる恐怖感が結構大きい。
- 仕事で会話のネタが作れないのならプライベートで作ればいいのかも?
- 会話のネタとして狙って取り組むんじゃなくて、興味持ったらすぐに手を動かすようにしたい。
- できれば相手も知ってる知識じゃなくて、相手の役に立つ知識を!
- 基礎をちゃんと!
- 職場の年齢分布もあって「好きでエンジニアやってる同年代」と話したいなー
- ちなみに今年度で29歳なんで±1ぐらい?
- 会話のネタを作る!!
■最後に
開催を支えてくださった皆様、スピーカーの皆様、ありがとうございました!!